子連れLSE留学記(英国大学院留学)

2020年から子連れでLSEに留学している筆者の記録

54 LTの履修科目と1週間のスケジュール

ようやく、2年目のLTについて。最終学期の履修科目は以下のとおり。

 

GI415 Gender and European Welfare States

PB422 Health Communication

PP4E5 Innovations in the governance of Public Services Delivery

 

そして、MT同様、これに必修のCapstone Projectがつく。

実はこの履修科目は必ずしも自分の理想通りというわけではなかった。本当は、GI415に加え、SP430 Social Security PoliciesとSP441 Politics of Social Policy: Welfare and Work in Comparative Perspectiveを履修したかったのだが、MT開始前に申し込みをした時点でSP430はreject、SP441はwaiting listとなった。2つともDepartment of Social Policy提供の科目だが、アドミッションに問い合わせたところ、去年Social Policyに合格した学生の多くがコロナの影響でdefer (入学の1年後ろ倒し)をしているため、今学期は定員超過気味で他の学部の学生を受け入れる余裕はない、可能性は低いがMTが終わった時点で希望を変える学生もいるので、それにより空きが出る可能性はある、LTに再度申請してみて欲しいと言われていたので、一縷の望みを託していたのだが、結果的には2つとも履修は認められず、もともと候補として考えていたPB422と全く履修を考えていなかったPP4E5を履修することになった。個別の内容については、それぞれ別途記事を書くつもりだが、結果的には両方ともよかった。特にPP4E5は大変だったが、一番自分の興味に合致していたもので、こういう偶然の出会いみたいなものも必要だなと感じた。

 

 

これまで個別に履修した科目の内容や授業の流れ方を説明してきていたが、実際に1週間どのような流れになるかについては触れてきていなかったので、この機会に、2年目LTの典型的な1週間の過ごし方をまとめておく。なお、家事・育児については、パートナーに大々的に依然しつつ、都度都度できることはするというスタンスだったので、敢えてここでは記載しない。

 

月曜日:登校日

9:30~10:30

オンラインでキャップストーンの会議。スーパーバイザーを交えて、現状共有、この1週間の進め方の確認。と書くといろいろ計画的にできたような気がするが、実際は…そのあたりは後日。

10:30~12:00

自習。キャップストーンの作業をしたり、この後の授業の予習をしたり。

12:00~14:00 

PP4E5のQAセッション(オンライン)。講義は大体1.5時間から2時間の動画がHPにアップロードされていて、このQAセッションまでには視聴することが求められている。

14:00~15:00

キャンパスに移動。

15:00~16:30

PB422の講義(オンライン)。長引くこともしばしば。

16:30~18:30

PB422のセミナーに向けた準備。PP4~は講義の翌週セミナーという流れだったが、この授業は講義をした直後にセミナーなので、講義内容を見返して、セミナーの議題との関係を頭の中で整理したりする。

18:30~20:00

PB422のセミナー(キャンパス)。正直、この時間のセミナーは珍しいと思う。

20:00以降

帰宅して自習。

 

火曜日:在宅日

家で自習。基本的には翌日のGI415の予習。

 

水曜日:登校日

9:00~10:00

GI415の講義(オンライン)。講義はオンラインだが直後にセミナーがあるので通勤ラッシュに合わせてキャンパスに行き、キャンパス内の自習スペースで講義に参加。

10:00~11:00

GI415のセミナー(キャンパス)。

11:00~13:00

帰宅、昼食。外食はかなり高いので食事はなるべく家で取るようにしていた。

13:00~14:30

英会話の授業(オンライン)。渡英してから続けている英国人の先生の英会話レッスン。英語というより英国文化を習う側面が強かった気がするが、好きな先生だったのでつい最近までずっと続けていた。

14:30以降

自習。翌日の予習とかキャップストーンの作業。

 

木曜日:登校日

9:30~10:30

キャップストーンの会議(オンラインだったりキャンパスで会ったり)。月曜日の方針を踏まえて、どの程度作業が進んでいるかの報告する会。

10:30~15:00

自習。キャップストーンの会議がオンラインでこの後のセミナーがキャンパスの日にはこの間に移動。この後のPP4E5のセミナーは講義用とは別にreadingがあるがだいたいこのタイミングまで手が回っておらず、慌てて概要だけ理解する。

15:00~16:30

PP4E5のセミナー。結局タームの3分の2はオンライン、最後の方の3分の1だけキャンパスだった。

16:30以降

帰宅して自習。

 

金曜日・土曜日・日曜日: 在宅日

基本、週末の休みというのもなく、なんだかんだ土日も平日と同じような形で自習。自習内容としては、PP4E5の講義ビデオ・reading、PB422のreading、キャップストーンの作業。週末で終わらなかったreadingが平日の自習・予習の枠に持ち越されて、なんとか終えるという形。

 

分かりやすいかどうかは微妙だし、もちろん、週によって異なるスケジュールだったこともあるが、おおむねこのような感じだ。

振り返ってみると、readingを読むのがもっと早ければもう少し週末は休めたんじゃないかとか、そもそも、もっと図書館に籠ってもっと集中してやればよかったんじゃないかと思わなくはないが、家にいればその分、家事・育児をする(できる)タイミングが増えるので、私は基本的にはなるべく家にいるというスタイルでやっていた。