子連れLSE留学記(英国大学院留学)

2020年から子連れでLSEに留学している筆者の記録

5 ロンドン生活②(子育て・英語)

このままだと看板に偽りありになりそうなので、子どものことについて。

 

英国は9月から新学期が始まり、9月1日時点で3歳の子はナーサリーに、4歳から7歳の子はプライマリースクールに通うことになる。我が家の子どもたちは9月1日時点で3歳と1歳。日本では2歳になる年から保育園に通っていた長子は、こちらではまずナーサリーに通うことになる。

 

ロンドンには日本人幼稚園があるため、そこに入園させるという選択肢もあるが、パートナーとも相談し、せっかくなら地元のナーサリーに通わせようと渡英前から決めていた。そこで、多少なりとも英語の教育をと思い、行っていたことが以下の2つ。

1つ目は、Netflixのキッズチャンネルで好きなアニメを見させて、それに英語音声があるときは英語で見せること。先に日本語で見ていたものを途中から英語にすると嫌がっていたが、最初から英語で見せたものはそういうものと受け入れたようで、特に文句を言わずに喜んで見ていた。

2つ目は、渡英の年の2月から半年ほど近所にあった大手英会話教室のグループレッスンに通わせること。無理に行かせなくてもいいかなと思っていたが、私が家で英語の勉強をしていると自分も勉強すると邪魔真似をしていたので、連れて行ってみたところ、喜んで参加していたので、1回40分週2回の頻度で通わせていた。

正直、これで英語能力がどうなるとも思っておらず、純粋な英語能力に関してはやらないよりはましぐらいだったと思うが、Netflixについては後述のとおり副産物があった。

 

そして、実際に渡英して。実はまだナーサリーには通わせられていない。申し込みをしなければと思いつつ、重い腰を上げてナーサリーに連絡を取って申し込みをしたのがつい先週。そして、連絡を待っている間にロックダウン開始のアナウンス。教育機関などは引き続きサービスを提供すると言われているが、実際どうなるかはまだ分からない。

 

この1か月、私は大学に行く以外に外出する余裕はなく、また、パートナーが1人で2人の子どもを連れだすのも限界があるので、子どもたちは近所の公園で遊ぶほかはもっぱらテレビかNetflixを見ている。日本にいるときは、Eテレなど日本語のプログラムが中心でたまにNetflixで英語のプログラムという状況だったが、こちらに来てからは1日中英語のプログラムなので、既に自然と英語が出てきたり、英語の語彙も増えているように感じる。

日本にいるときからNetflixを見させていてよかったのは、「パウパトロール」や「ペッパピッグ」といったこちらで放送されてるプログラムに馴染めていた点だ。特に長子は「パウパトロール」が大のお気に入りなので、テレビはもちろん、いたるところで見かけるおもちゃやグッズに大興奮。

慣れない環境で大人以上にストレスがかかっているだろうから、日本にいたときからのお気に入りのキャラクターを英国でも見つけられたのは、本当に良かったと思う。