子連れLSE留学記(英国大学院留学)

2020年から子連れでLSEに留学している筆者の記録

24 名前

気づけば1か月近く更新できずにいた。

3月に入って、これまでのところ、計量経済学のレポート(A4/4枚以内)、経済学のレポート(A4/2枚以内)、WAMのレポート(2000字)、政治学のグループプレゼン2回を終え、計量経済学のグループプレゼン、WAMのグループプレゼン、政治学のレポート(2500字)を残すという状況だ。正直、既に疲労困憊という感じだが、LTもあと2週間しか残されていないと思うと恐ろしい。

 

長子は変わらずナーサリーに通っているが、今月に入ってから大きな進歩があった。

これまではナーサリーで何をしているのか聞いても、昼ご飯がなんだったとか、園庭で遊んだとか言ったことしか話さなかったが、最近になってから、今日は誰々と遊んだと何人か友達の名前が出てくるようになった。

泣きながらナーサリーに行くというのは本当に最初の時期だけだったが、それが過ぎた後も、ナーサリーで楽しめているのだろうかというのは、親としてずっと気になっていたので、友達の名前が出るようになって、ようやく一段落ついたというか、安心した。

 

そんな長子だが、日本だと比較的よく聞く名前を付けているが、当然、こちらでは珍しい名前で、ナーサリーの先生たちも含め、何人かは長子の名前をうまく発音できないようだ。長子としてもそれが引っかかっているようで、友達が自分の名前をきちんと呼んでくれないから、ふざけてわざと友達の名前を間違えて呼んだりしていたそうで、パートナーに窘められてた。

そんな長子の話を聞きながら、私の名前もよく漢字を間違えられる名前で、小学生ぐらいのときに友人が間違った漢字で年賀状なんかを送ってきたときに「朱書き訂正して送り返してやる」と息巻いて、母に窘められていたのを思い出した。

 

ロンドンにいる他の日本人の家庭の話を聞くと、イングリッシュネームとまでは言わなくとも、こちらの人たちも発音しやすい呼び名を考えて、子どもにあらかじめ教えている家庭もあるらしい。確かに、悪気がないとはいえ、何度も間違った発音で呼ばれるぐらいなら、そっちの方が本人にとってもいいよなと、ようやくイングリッシュネームの意義を理解した。

昨年、MPAのIntroductory courseで主に中国出身のクラスメイトが、〇〇だけど、チャーリーって呼んでとかアリスって呼んでって言っているのを聞いて、内心、しゃらくさいなと思っていたが、今更ながら、何にも分かってなかったんだなと反省。