子連れLSE留学記(英国大学院留学)

2020年から子連れでLSEに留学している筆者の記録

7 雑感

今日でreading weekが終わり、明日から通常どおりの授業に戻る。

休み前あるあるだが、始まる前には、あれをしよう、これをしようと思っていても、いざ休みが始まると、結局だらけてしまい、思っていたことの半分もできない。

 

渡英直後の2週間は、息もするのもしんどい、というのは大袈裟だけど、それくらい不安だったし、プレッシャーを感じていた。そのときと比べれば、今ぐらいリラックスできている方が健全だとは思うが、「ほどよく手を抜く」の加減がまだ分からず、怠けすぎではと自責の念に苛まれる。実際、このreading weekは怠けすぎたと思うし、こうも一度怠けてしまうとギアを戻すのが大変だ。

 

 

ロンドンはすっかり冬で、住んでいるフラットは二重窓なのに、既に結露がすごい。長子が毎朝、窓を確認しては、「窓が濡れてたから、今日はお外雨だよ」と教えてくれる。その都度、結露と言って外の天気とは別なんだよと教えると、ふんふんと聞いているが、翌朝には同じことを言っている。

 

 

MPAで学ぶ意義の一つは、さまざまなバックグラウンドを持つ同級生たちと交流し、コミュニティを作っていくことだと思う。また、MPAに限らず、海外に留学することは、そこで学んでいる日本人も含めて、さまざまな人と交流をし、知見を広げることだと思う。ただ、この1か月を振り返ると、クラスの授業に必死でそういったことができていない。

そろそろ行動を変えていこうと思いつつ、私の中で、「現在の新型コロナウィルスの感染状況を踏まえると仕方がないよね」という思いと、「自分の社交性のなさをごまかす、もっともらしい言い訳があってよかったね」という思いが交錯する。まずは、オンラインのイベントでも探してみようか。

 

 

東京では、ハイハイで移動していた末子が、最近、数歩ではあるが一人で歩けるようになった。子どもと比較しても仕方がないが、この間、自分は何ができるようになっただろうと考えてしまう。